その

猛暑の中8月に銀座松屋のルパン3世展へ行ってきました。モンキー・パンチの漫画の原作はお色気たっぷりのかなりアダルトなもの。私のお目当ては大野雄二氏のJazzバージョンのCD。テーマ曲やエンディングの“ラブスコール”などお馴染みの曲が、期待通り大人のスイングにアレンジされていて最高♪ジャズでありながら日本発のメロディはどこか懐かしく心安らぐものがありますね。

その

秋も深まる11月、東京国際フォーラムはジェーン・バーキンのコンサートでした。

2009年渋谷オーチャードホールのライブがあまりに素敵だったので、必ずまた行こうと決めていました。早くも再来日なのは嬉しい限り^^さて今回は白シャツに黒のジレ(ベスト)とパンツでシックな装い。選曲も秋冬らしく“バビロンの憂愁”などメランコリックなものが目立つ。バンドは全員日本人スタッフでなかなか小粋なアレンジ。若い頃は過激だった彼女。女性として円熟味が加わった今は脂が乗ったベストライブですね。おしゃれでカッコよく繊細なポップスシャンソンはスタンデイングオベーションで幕を閉じました。いつまでも余韻に浸っていたい・・・。ライブCD発売されないかな~♪                                                           
その3

これも11月、池袋チャコットのスタジオでバレエの体験レッスンに参加!頂いたギフトカタログの中に2回のレッスンチケット(練習用の靴とスパッツ付)の目録があったので応募しました。バレエは生まれて初めてなので事前に見学に行ったら初心者もOKとのこと。いよいよ当日、とにかくストレッチの連続だけでもすごい運動量ですね~^^;なんとか音楽に合わせてバーにつかまりあこがれのステップを踏みました。一時間半で汗だくになったけれど楽しかった!

その4

クリスマスにフラダンスデビュー!スポーツクラブで習い始めてもう4年になるのに人前で踊った経験はありませんでした。今回著名なシェルレイハワイアンバンドが近くでライブということで初参加。しかしホワイトクリスマスを踊ったところ、練習不足で見事に惨敗^^;日頃スタジオの鏡に囲まれて踊っているから観客を前に不慣れなのも敗因。早くもリベンジを誓ったのでした・・・


Hand made by Lee


2011.11.07 刺繍三昧の日々


春に3ヶ月パリの刺繍学校で学んだもののコースの課題が未完成のまま帰国。自宅で続きをやっていたけれど、夏から秋にかけ何かと忙しくやっと完成の運びとなりました()有名な学校で日本人女子が半数近くを占め、卒業生のサイトもたくさんあります。個人的にはリュネビルという鉤針の扱いにとても苦労しました。布に垂直に差し下の糸を引っ掛けて半回転して表に戻るの繰り返し。ビーズやスパンコール(仏語ではパイエット)がある場合は一つずつ間の糸を掛けていきます。ちょっと手先がミシンになったような感じでしょうか。慣れるのに時間がかかり練習のため2度渡仏。今回ようやくまとまったコースに挑戦したわけです。作業が膨大・緻密で難しかったけれど本当に楽しかった!3回目ともなると顔馴染みの先生達と拙いフランス語で話したり、他の生徒たちとカフェに行ったり、季節にも恵まれ実り豊かな滞在でした。 

恥ずかしながら自作の課題(千夜一夜:,Mille et une nuits)です^^;

2011.11.05 ピアノ発表会ライブ


もう11月なのに今年はやはりあたたかですね。去る1010日千葉県某所のライブハウスでポピュラー音楽教室の発表会がありました。ジャズピアノを習っていて曲目はあこがれのビル・エヴァンス、ワルツ・フォー・デビイ!!

結果見事に燃え尽きました・・・とにかく長くて6分半、ワルツのソロで始まり途中からスウィングに変わり、アドリブを含めて4回繰り返しですよん。スウィングからはドラムとベースが加わりいずれも熟練者のサポートなのですが、自分は日頃セッションしてないので走る走る・・あとで録音を聴き冷や汗ものでした。まだコードを使いこなせてない上、アドリブも書き譜を作っての演奏と課題は山積。ただ本番前に2回ライブスタジオを借りて練習したのが効を奏し、何とか最後まで乗り切った感はありました。ここのグランドピアノはスタインウェイなので音が違いますね。それにしても人前でやるのは心臓に悪いです~
(
;)



2011.9.28 教会コンサート


この春3度目のパリに行った時、刺繍学校の合間をぬって出来る限り名所を見てまわろうと思った。美しいステンドグラスのサン・シャペルもお目当ての一つだったが、到着した夜アパート会社のN嬢にそこでのチャリティーコンサートに招待された。クラシックはあまり聴かないけれど快諾し、日曜の夕方現地で待ち合わせることに。4月の初めにしては肌寒くナイロンの薄手のコートで震えていると、冬の装いのNさんが顔いっぱいの笑顔でやってきた。一緒に最高裁判所の廊下を通りぬけ壁一面のステンドグラスで名高い礼拝堂へ入る。


震災チャリティーということで日本人の姿も多い。まず弦楽四重奏でおごそかなレクイエムから、ビバルディの四季と続く。小一時間ほどだったが教会という場での西洋音楽はかくも自然で心安らぐものか。こんなにリラックスしていわゆるクラシックを聴いたのは初めてだった。Nさんもここの空間の大きさが程良いと満足げ。

ステンドグラスは晴れた日の昼間が見事ときくが、夕刻なのでその時間帯ではなかった。2カ月余の滞在中、改めてベストタイムに行こうと何度か思ったけれど結局行かなかった。この時一緒だった人や状況を大切にしたかったのだ。帰り際ようやく薄暮になった八時過ぎ、教会や街の明かりに灯がともされていた・・・




2011.9.21 IKEA in 埼玉


すでに8月のことですが友人と埼玉のIKEAに行ってきました。北欧家具の郊外型ショッピングセンターは春に滞在したパリでもポピュラーで、空港に向かう途中目に入るのです。日本でも武蔵野線の新三郷駅に降りると周囲に何もない似たようなたたずまい。電線が無ければ一見パリだか日本かわからないですよね・・?


ちなみにこちらはパリです。


中に入ると夏休み中で親子連れが多く賑わっていました。広いスペースに延々とモデルルームの展示が続きます。写真が無くてごめんなさい、こんな北欧風のかわいい部屋に住めたらな~。ランチコーナーはセルフサービスで、ライティングや椅子を違えたコーナーがいろいろ用意されていました。ここで友人おすすめミートボールを賞味。まだ写真がないぞ・・・


それでは食品コーナーで買ったドリンクを紹介します^^;

テレビの北欧特集でスウェーデンの切絵作家が手作りのジュースを作っていました。それが左のエルダーフラワージュース。庭で摘んだ花にレモンと砂糖を入れてかき混ぜ5日もすれば出来上がり。簡単なものですが百年の伝統があるそうです。飲んでみたらほんのり甘く、暑い夏にぴったりのさわやかでおいしい味でした。


2011.8.23 一筆書き

立秋を過ぎ涼しい日も訪れるようになった頃、ようやくボサノバの名盤『ゲッツ/ジルベルト』を買いました。スタン・ゲッツのサックスを聴くきっかけはビル・エヴァンスのベスト盤の中の『グランドファーザーズワルツ』だったので、『ゲッツ&エヴァンス』も併せて購入。

名人芸一筆啓上音軌跡感涙でした・・・。伸びやかに宙を漂っていくサックスの音色はエヴァンスの粒立ちの良いピアノと好一対。しばしば曲の輪郭は消滅し、東洋の幽玄の世界かと見まごう(聴きまごう?)様です。時折かすれがちなのにたっぷりと豊かな音は、薄墨で一筆書きを描くようにどこまでも続いてゆきます。


※CDを買ってもらったポスター2枚(の模写)


2011.3.12 偲ぶ桜


桜は切り株になっていました。子供の頃親しんでいた通りいっぱいに枝葉を伸ばしていた老木がついに切られたのです。電線や通行の車に危険な状態ではあったけれど、なくなってみて存在の大きさに愕然とするのはきっと私だけではありません・・・
まぼろしの桜咲かむか切株に


2011.3.1 また夜半


弥生の雨が夜を濡らしています。昼間やんでいたのにまた降り出したのです。寒の戻りはあるものの春はたしかにそこまで来ているよう。お風呂上がりにかける音楽も今夜はいりません。雨の音があればさみしくないから不思議。冬から春へ。再生の季節(とき)を前にイメージを描くならば、うす墨色の背景に(くれない)の点がひとつふたつ、ただそれだけ・・・

弥生来て温水(ぬくみず)冷水(ひやみず)冬洗い


2011.2.14 夜半にて


外はしんとしています。夕方から降り続いた雨がいつのまにか雪になったのです。冬木がこんもりと白い衣をまとい神秘的な真夜中の庭。昼間から鈍い頭痛がして眠かったのはこの変化のせいなのでしょう。春を前に天気は行ったり来たりの繰り返し。雪の日はいっそシチューなど煮込みながら編み物や読書にふけり静かに暮らしたいものですね。

 といいつつ紹介するのは夏向き常備デザート^^;

和風パンナコッタ(5~6人分) 

  鍋に粉状のゼラチンと寒天を各2g、牛乳500mlを入れる。

  砂糖560gを加え火にかけてかき混ぜ、沸騰直前に止める。

  豆乳200mlを少しずつ混ぜ、バニラエッセンスを加える。

  ボールに移し氷で冷やし、固まったら出来上がりp^^q

  器に黒豆、黒蜜、季節のフルーツなどを添えていただく。

※隠し味にコーヒーを一滴たらすとよい

初苺塩を入れてもいいかとは父



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2011.12 下半期のイベント あれこれ

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Lee's Essay(エッセイ)   ー2011ー